大分 カウンセリング ヒプノセラピー専門のカウンセラーの弥永です。
私はこれまでに多くの方のカウンセリングを大分で行ってきました。
カウンセリングをする時に大切にしているのは
クライアントからのフィードバック(相手の反応)です。
ここで重要なことは、
コミュニケーションとは・・・・
相手の解釈の反応の結果=(イコール)あなたの取ったコミュニケーションの全てである”
ということです。
あなたはこのような経験はないですか?
自分がとっても面白いと思った映画を人に勧めたら、その人の反応はあまり・・・という反応
が帰ってきた。
なぜ このようなことが起こるのでしょうか?
価値基準がみな違うからです。
そして、同じ映画を見ても、人により情報の解釈の仕方が違うのです。
この情報の解釈は、脳の中で認知の歪曲・一般化・省略などが起こります。
これをメタ認知と呼びます。
視覚から取り入れた認知や刺激を、脳内で処理する時に
歪曲、一般化・省略などの自分なりの解釈で現実を見ています。
一般化、歪曲化、省略された言葉を質問によって、
情報を集め、言葉の意味を明確にし、制約を認識させ、選択の可能性を広げる目的で行うのが
カウンセリングの手法のひとつでもあります。
簡単に言うと、
物事を見る時にも人は、自分の解釈の色眼鏡で物事を見て
自分の解釈で、理解するということです。
だから、同じものを見ても、100人いれば、100通りの感想が違うということが起こるわけです。
もし、あなたが相手と会話するときに
自分が伝えた言葉がどのように相手に伝わり、解釈されたのか?
これを知ることが、コミュニケーションで重要になってきます。
言語パターンの分析は、LABプロファイルなどが詳しいですが、
私はカウンセリングしているときに、必ず相手に
このように伝えます。
「〇〇さん、いまのお話は、〇〇〇〇〇〇だ。というように私は解釈しましたが、
それでよろしいでしょうか?」
この一言があると、相手の脳内の世界と私の認知を共有するために
ズレがなくなります。
あなたもコミュニケーションで悩まれているのならば、
相手の解釈が、自分の伝えたい内容とズレているから
うまく会話ができないのかもしれない。
ということに気付いてみるだけでも
効果があります。
是非 日常の人間関係で使ってみて下さいね。