★このコーナーは「心理カウンセラー」の選び方について、あなたに知って欲しい事
をお話します。
◎実は、心理カウンセラーの技術や知識は一定のものでは決してないんです。
各カウンセラーによって個人差がどうしてもあるものです。
カウンセラーも人間ですから、気質や性格だって違いますし、相性もありますよね。
又、感性も価値観もそれぞれ違います。その先生がたとえば、
パニック障害やうつの経験者であれば、少なくとも
あなたの痛みや苦しさ・辛さを実感として感じてもらえるはずです。
又、料金と知識・技術も比例しません。
X 料金が高額=良いカウンセリングが出来る技術と知識がある。
X 料金が低額=良いカウンセリングが出来る技術と知識がある。
(その為にどこでカウンセリングを受けようか?、悩まれている方もいるでしょう)
例えば、経験の浅いカウンセラーの先生の場合、うまくラポール〈信頼関係〉が保てず
催眠誘導できない、という事もあります。
私が伝えたいのは、
「確かな技術と豊富な経験を持つ、良い心理カウンセラーの先生を選んでください。」
という事です。
或いは
『結果をしっかりと出している良い心理カウンセラーの先生を選んでください。』と
いう事です。
◎ その為の選ぶポイントを、ここではご紹介します。
①HPやブログの言葉をよく読んでみる。
難しい専門用語がたくさん並べられていて、よく分からない・・・・
基本的にカウンセラーの考えや伝えたい事がHPに書かれていると考えて下さい。ですので、実際にカウンセリングに行った場合、専門用語や難しい言葉・理論を話すばかりのカウンセラーだった・・・という事を回避できます。客観的に相手の立場に立って、物事を説明出来ているか?などを見ます。
②電話・メールでカウンセラーの対応を確認する。
電話がかけれる場合はかけて下さい。
受付の方が出た場合は言葉や対応・声の感じから判断して
下さい。受付は院長により、教育されているので、その院長の考え方が分かります。
院長が出た場合はラッキーです。メールでの対応も親切なものか、しっかりと判断材料
にして下さい。
(当オフィスは電話予約の形式をお取りしていません。もし、お電話をかけたとしても、セッション中のために、留守番電話になる確率が高いです。メールでお願いいたします)
③カウンセリングは、口コミが広がりにくい業界です。皆様の声があるか?
確認する。
「私、あそこのカウンセリングに行っているのよ。」と話す人を聞いた事がほとんどありません。ですから、心の病は体の病と違って 人に隠したいのが心情なのです。
よって、そのカウンセリングルームがどれぼどの治療効果を上げているか?
はHPを見てもよく分からなかったりします。
ですが、それではクライアントはそのカウンセリングルームを信頼出来ません。
(なぜか?と言えば、ほとんどの方が【自分の症状が改善する所に行きたい!!】
と切実なまでに思っているからです。あなたもそうではないでしょうか?)
本当に良いのか?
どれほどの人が改善しているのか?
カウンセリングに行った人の体験談
実際に受けた人のコメントの書き込み・掲示板などがあるか?
【これが一番重要な所です!】
実際のセッションを受けた人の書き込みを読んでみる
たとえ、カウンセリング料金が安かったとしても、逆に高かったとしても、症状に
変化がなく、何度も通えば、クライアントの負担も多くなってしまいます。
誰でも、その先生の治療実績や業績は気になる所でしょう。
④プロフィールが信頼にあたるものか?を確認する。例えば、
カウンセラー歴10年とだけしか記載されていない。
認定や資格が書かれていない。
詳しいプロフィールが書かれていない。
などです。プロフィールが詳しくかかれていない理由はなぜでしょうか?
私のプロフィールはウソ偽りなく正確にすべてを記載しています。
⑤自分の目的とカウンセラーが行う療法の確認
自分がカウンセリングに行く目的をしっかり持っていると思いますが、その目的を
そのカウンセラーが行う療法で、対応できるものか、どうかをしっかりと認識しておく
現在、カウンセラーによって得意・専門とする療法が異なっているのが現状です。
⑥他のカウンセラーへの紹介や他の医療機関との連携があるか?
カウンセラーは何でも治す魔法使いでは決してありません。カウンセラーは自分の力量を十分に理解して、自分の専門外や力量不足・医療機関の受診の判断があると認識した
場合は、その受診なりを紹介・アドバイスできる所は信用が高いです。
⑦ある程度の経験と知識・スキルがあるか?どうか?
日本では現在、心理カウンセラーの国家資格というものは存在しません。極端な話ですが
名刺にカウンセラーと入れれば、今日から、あなたもカウンセラーなのです。(笑)
資格や認定をたくさん持っていれば、人格まで優れているとは言いませんが、
最低限のレベルで心理学の知識保有者であり、又、色々な認定・修了証をお持ちの先生は非常に勉強家で治療に熱心であるという物の見方が出来るのではないかと思います。
⑧著書やメディア掲載書籍・雑誌・新聞などに出たことがあるか?
著書を書くというのは、研究心や伝えたい事があるという事です。又、全国版での
書籍や論文・雑誌・新聞に掲載されるということは、それなりの実績があると評価された 証であり、ひとつの社会的信用になると思われます。
⑨カウンセラーが本を読む人間か、どうか?
これは非常に重要です。そのカウンセラーのカウンセリングルームに専門書がたくさんあればその分、勉強しているカウンセラーです。常に目的意識が高くあるという証拠です。
情報は今の時代、お金よりも時に大切なものになります。
セラピーやカウンセリングの技法ひとつとってみても、それは変わりません。
一冊の文献や論文、書籍を読んでいない為に、治せなかった・・・という事も
実際ある事なのです。
HPにお勧めの本や書籍を多く載せている所はさらに勉強家のカウンセラーが多いです。
⑩態度や言葉が高圧的、不快感や恐怖心を煽るような言葉を使うカウンセラーは
避けた方が良いでしょう。
⑪高い物品や勧誘をされる所などは、やめた方がいいと思います。
(ちなみに当オフィスでは、このようなことはありません)
★今回、私の経験を含んだ<心理カウンセラーの選び方>を書いてみました。
あくまで、私 個人の捉え方ですので、この考えが全てであると断定的な事を申し
上げているのではありません。
又、他の特定のカウンセラーの先生の事を書いている訳でもありません。
良い先生に出会いたいと心から思っているクライアントの皆様に少しでも
良質な情報を知って欲しい!という気持ちで書かせていただきました。
少しでも、皆様のご参考までになれば、幸いだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。