〔私から一言〕
I・Mさんは、福岡県博多区から、二週間に一度、大分まで毎回 特急ソニックや高速バス
に乗って、行き帰り往復4時間をかけて、通ってきていただいた。
(当初は、家族が車で、送り迎えをしていたが、三回目から、本人が一人で大分に来るようになる)
結果は、4回で完治した。
精神医学には完治という概念がないのだが、私のセラピーでは
起こりうる可能性がある言葉であり、大変興味深い。
どのように本人が変わったのか?
直筆の文を読んでみるとよくわかるだろう。
・カウンセリング前は自宅で過ごしていたのに、現在はパートの仕事に付き
自分のしたい美容の専門学校に行くためのお金を溜めている。
人は、3か月でここまで変われるのだ!
良い症例だと思う。
彼女に施したものは、一貫して 幼少期のトラウマ解放と、プログラミングの書き換え
である。それはすべてヒプノセラピーを使用した。
脱洗脳と脱マインドコントロールの手法も使用した。
彼女は母親に連れてこられている
そして、催眠に期待感はまったくなかった。
そのような方でも結果を出すことが出来るのは、治療家として光栄である。
彼女は心療内科で臨床心理士のカウンセリングも受けているが、
話をするだけで何も変化がなかったと書いている。
傾聴のセラピーは私は大切だと思う。
共感・受容を通して
自分がどんな言葉・想いをカウンセラーに伝えても
カウンセラーが温かく迎え受け入れてくれるプロセスは
クライアントが常に持つ、"見捨てられ不安"を軽減する。
それだけではなく、カウンセラーに話しているうちに、混乱していた気持ちや感情
が整理され、新たな気付きをもたらし、セルフエフェカシー(自己肯定感)の向上にもつながる。
傾聴のメリットは計り知れないものである。
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意識と無意識のラポールがとれていないから、クライアントは混乱している
すべては、意識と無意識のラポールがとれたとき、問題は解決するのである。
それが解消されれば、身体的セラピスト・心理的セラピストは必要ない。
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この名言は、精神科医で天才・催眠療法家のミルトン・H・エリクソンが残した名言だ。
傾聴で、意識を楽にして、催眠で、無意識と意識の脳梁をつなげ、バランスをとることこそ
もっとも重要なのである。
このことは、私のスクールでは、常に受講者に教えている概念だ。
傾聴+ヒプノセラピーの形が 私が学んだ中で
結果を出しやすい。
突破口がほしいのならば、プロの催眠療法士を尋ねて欲しい。
自分の無意識・潜在意識の中に答えはあるのだ。
よく頑張ったね。
これからも、セラピーを通して気づいた周囲への愛を
自分をそして、周りを大切に
生きていってください。