どういうことか?
と言うと、よく考えてみてほしいのです。
あなたの前に、数学の先生がいるとイメージしてください。
数学が出来きて、中学や高校の数学の教師になった人は
その人が人生で初めて数学に触れたときには、
他の人よりも 興味があったか? 好奇心があったはずです。
それだけではなく、ほかの人よりも数学が得意だったはずなのです。
プロのF1に出るカーレーサーは、初めに自動車教習所で車に乗った時から、
普通の人よりも格段に運転がうまいのです。
(指導教官もこの人 うまいなーと横に乗っている時点で高い点数をつけているのです!!)
空間認識力・ハンドリングの力加減・車との一体感・バランス感覚・スピード感覚
方向感覚・注意認識感覚・メンタル面など普通の人とはその時点で、違うのです。
思い出してみてください?
小学校の時、運動が得意な子、勉強が得意な子がいたことを・・・
これを才能や才覚・気質と言わず何と言いますか?
だから、人よりも出来るので、教官からも褒められます。人は褒められると嬉しいもの。
楽しくなって もっと勉強するから
他の人よりもさらに得意になっていくのです。
つまり、
これは、人にモノを教える講師・教師やインストラクター・指導教官など
のすべての人にある程度 共通する点なのです。
しかし、この原理に気づかないで、講師として教えている人は実は多くいます。
そのため、数学が出来る人が、
数学を初心者に教えるときに
“自分がわからなかった"という経験・体験があまりないので
(得意だから、初めから悩む必要もなく、なんなく出来ていた)
生徒が「なぜ、どこが出来ないのか? なぜ悩んでいるのか?」 理解できないのです。
つまり、
初心者に教える方法が 実は、わかっていないのです!!
そういう講師やインストラクターは、スパルタ教育を行う傾向にあります。
主に④つの方法論を使用したがります。
①『私のやり方に、付いてこい!!』 (強引に進行する)
②『努力と気合が足りない!!』 (精神論に逃げ込む)
③『実践あるのみ』 (実践 第一主義に逃げ込む)
④『質問に答えない』(正確には講師が分かっていない)
と強引に指導・誘導するほうが、楽だからです。
自分自身(教師)は生徒がどこで悩んでいるのか? まったくわからないので
勢いで、授業を進行して、自分の教え方を正当化する方法論を使うのです。
つまり、私の教え方で『わからない生徒が悪い』という考え方です。
これでは、生徒がかわいそうですね。
もし、この方法論でわかる生徒というのは、1を聞いて10を知るような人物です。
2/10の確率(10人いたら、2人)で、そのような人がいることが分かっています。
(ただ大多数ではありません)
残りの8割の受講生や生徒はどうなるのですか?(私の率直な意見)
ここまでの説明で、教える側が、
『初心者に教える方法が 実は、わかっていない』
ということにお気づきいただけたかと、思います。
そのギャップが生じることが、【生徒と教師間で行われている事実】なのです。
そのために、数学の初心者はより、わけがわからなくなり、
やる気を失うか、それを日常で使う・・・という発想さえもなくなってしまうのです。
このことが、スクールで学んでも、
本当に催眠やNLP・ヒーリングテクニック(これら以外にも多くのことが相当します)が
使えるようにならない理由です。
お金になるので、トレーナーやインストラクターの資格を取得されている方が多いのです。
そういう人たちは、一度に20〜30人をセミナー会場に集めて、
一回のセミナーで、50万〜300万の収益を得いてるのです。
なかには、本当に純粋な気持ちで教えている方もいますので
すべての方がそうであるとは言いません。(なかには素晴らしい慈愛に満ちた方がいます)
『どんな口調で言えばいいんだろう・・・?(綺麗な声がいいという訳ではないのです)』
『暗示文を読んでいるときに、読み間違えたら どうすればいいのか?』
『そもそも、自分には催眠ができるのだろうか?』
『失敗した時は恥ずかしいから・・・嫌だな・・・』
あなたの心の不安(内省言語)は、ほとんど私自身が経験してきたものです。
だから、こそ・・・
私は、たくさんの催眠に関する本を読んで、人よりもうまくなろうと勉強しました。
催眠のセミナーにも多く出席しました。
そこで、講師の教え方に問題があることに気づいたのです。
その秘密が冒頭 お話しした内容です。
だけども、私は催眠療法が、催眠誘導が下手くそでも、うまくなりたかったのです!!
なぜなら、自分の病気を治すには、この方法しかなかったからです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
私も本だけではなく、さまざまな催眠・NLPセミナーに出席した経験から
ここまで、私が感じたことを書きました。
私自身は7つ以上の団体の催眠セミナーに出ました。
日本で出版された催眠の本もほとんど読んでいます。
それは、〇〇〇〇の〇海にヒントがあります。