うつを生きる
うつを生きている人はみなさん、
友達には話さないけれども、、、
心の奥深くに悲しみや苦しみを抱えて
それでも、精一杯・一生懸命に
今日を生きています。
うつになる前の元気だった頃を思い出しては
ポロリと涙を流す。
過去の辛い体験を思い出しては後悔の想いで
胸がいっぱいになる。
自分が今日一日 生きてしまったこと
存在してしまったことに罪悪感を感じて
自分を傷つける
こんな毎日の中で
きっと、あなたは自信を無くし、
自分の愛し方さえ、、、
忘れてしまっているかもしれません。
私はあなたがうつから楽になるように
弥永式カウンセリングをしています。
あなたがうつから自分で回復できるように
「やさしいうつの治しかた」という本も
書きました。
うつの人は「元気なあの時の自分に戻りたい!!!」
と強く願いその為に、その理想と現実の
症状の治りにくさのギャップに戸惑い
心を摩耗している
のだと思います。
その気持ちも痛いほど分かります。
私がセラピーの時にお話しするお話しのひとつに
ねこは犬にはなれない。
桜はヒヤシンスにはなれない。
というお話があります。
自分に本来 存在していた健康というものを
取り戻すことに執着しすぎることの
比喩です。
逆に私は治ること
本来の健康であった自分に戻ること
よりももっと大切なこと
あなたがうつを経験して学んだこと
心の痛み、共感、悲しみ、辛さ、体の不調
それらを敵視している間は治りません。
ともいいます。
よく考えていただきたいのですが、
それらは良い・悪いという二元論の世界で
構成された要素です。
人の身体は小宇宙と同じ構造をしているほど
私たちの臓器をこの時代の科学をもってしても
同じものを作り出すことはできないほど
高度な働きをしています。
天が作り出し、あたえた人の身体には
人知をはるかに超えた働きをそなえているんですね。
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自分の考えられる認識できるもの=認識世界
自分の範囲を超えた分からない世界=未知
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この未知の力をどこまで信じられるか?
によってもうつの治りは違ってくるんです。
私の好きな催眠療法家で医師の
ミルトン・エリクソンはこのような言葉を
残しています。
『同じ指紋がないのと同じように同じ人間はいない』
これは世界中に同じ顔を持った人は一人もいない
ということにもつながると思います。
それだけ 私たちのうつも心も
1人1人違うということです。
ですから、同じような
セラピーというのはしていませんし、
1人1人 毎回毎回 お話を慎重にお聞きして
アプローチを変えているんですね。
あなたが今 うつで苦しいとき
症状を恨んでいませんか?
憎んでいませんか?
あなたの中に存在する
本当のその症状や感情の意味
を知って、ありのままの自分を
愛して、天をも味方にしたとき。
あなたの意識と身体は
変化が起こります。
感謝と愛にあふれる生活・在り方
考え方にシフトすることがうつを
治す第一歩です。
詳しくは「やさしいうつの治しかた」の
愛と感謝にシフトする意味・効果を第五章
に記載していますので、御興味あれば
お読みください。
まずは この考え方を身に着けると
良いかと思います。
★うつとは
一人だけの
苦しみなのか?
うつは一人だけの
くるしみではありません。
うつは相対的に
半径3mの人達にも
影響を与えます。
あなたを見守っている人
の心も救える本なのです。
自宅で買って読みながら、自分でうつを治せる本
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各書店さんでも
続々と平積みにしていただいて
おります。ありがとうございます!
この本の感想・お手紙など
いただくこと機会もありました。
たった1冊の本で
「生き方が変わった!」
「もう1度、生きようと思った!」
「本に救われた!」
「何度も涙があふれて泣きました!」
と、御手紙・感想をいただきました。
たとえどれだけ売れても、誰も救えないのならば
私にとっては【無意味】なのです。
たった一人でもこの本によって人生が変わったのならば
それでいいのです。
1冊の本で、もしかして
誰かの悲しみや痛みを救えた
のならば、
私はそれだけで
充分だと思っています。
足ることを知ること。
この本は貢献の想いで
書かせていただきました!
編集者の田中智絵さんの
おかげで素晴らしい本になりました
この本がきっかけで
もし、あなたの人生が変わったのならば、
それは、私の力ではなく
あなたの
【命が生きることを決意】
したからです。