大分 カウンセリング 心理オフィス インナーボイスです。
うつの時は気分が沈んで、なかなか家の外に出られない人も
運動する気力も出ない場合があります。
アニマルセラピーとは、動物によって癒されるセラピー
ということになるのですが、
小動物や犬・猫など飼ってみると
症状が改善してくる方もいます。
特にワンちゃんは、散歩に連れて行くので
次第に外へ行くことが必然になるので
運動も出来て、脳科学的にはうつの時に不足している
セロトニンという脳内分泌ホルモンの分泌を促し
汗をかいて、血液の流れも良くなり、うつが改善に
向かうというケースもあります。
こちらは、メリットを書きましたが、
動物という生き物を飼うのは、責任が伴うので
うつの症状が重い時には飼うことはお勧めしません。
ペットショップで、眺めたりして癒しを得る程度が
好ましいでしょう。
注意点は、犬には当然
気性・気質というものがあります。
このことは人間と同じですが、
犬の場合は言葉が通じないので
自分が思っているようにはいかないことも
飼う前に想定しておく必要があります。
こんなはずではなかった・・・とうつの時に思うのは
大変 辛いですよね。
おとなしい
癒しを求めている
その意味で飼うのでしたら、その犬の気性・気質は
ある程度、成長するまで分からないという所です。
子犬の時に、ペットショップで飼うと わかりません。
そのことは必ず 考慮しておかれると良いと思われます。
その意味では、ハムスター・小鳥・金魚などが
身近で癒されるかもしれませんね。
ボウルビィーが提唱した
アタッチメント(肌が触れることで育まれる愛情形成)
は、人だけではなく、動物にも適応されます。
うつの時に、“生きている温かさ"を感じることは
こころから落ち着くことが出来ると思われます。
うつは愛の欠如によっておこるという学者もいるほど
愛されたい気持ちやさみしい気持ち・孤独な気持を
持たれている方が非常に多いのが実際の現実です。
アニマルセラピーという方法もあることを
知ってくださいね。
人も自然も動物も、ぬくもりによって癒されることもあるのです。